特許等の参考ページ一覧
デザイナーの方へ、名刺の意匠権取得のススメ
2019年2月22日 意匠
デザイナーや企業は、意匠権の取得によって自己のデザイン力をアピールできます。 数年前から筆者がデザイナーの方にお薦めしている意匠権の活用例を紹介します。 意匠制度では、名刺のデザインも保護されます。 そして、斬新なデザイ …
営業活動の武器または防御としての特許出願
2019年2月22日 特許
特許を取得することで、営業活動において、自社製品が、他社には真似できない独自技術を使用していることをアピールすることができます。 また、企業が取引先に製品を売り込む際には、その取引先が売り込まれた製品の特許を勝手に出願し …
意匠権と特許権の役割分担
商品デザインの模倣の防止は、特許制度によることも意匠制度によることもできます。欲を言えば、特許権と意匠権の双方を取得するのが理想的です。 これらの制度の違いを理解することで、各制度の利点を活かした戦略をとることができます …
無意識に発明をしていることがあります(発明の発掘)
企業に埋もれている発明の発掘 経営者が社内の技術者に、「何か良い発明をしたら特許を出願しよう」と言ったとします。 すると技術者は、目的達成が困難で高度な技術のように、自分が達成感を得ることができた発明を完成したときに「良 …
Adobe社のPDF製品ビジネスのしくみ(特許戦略、知財戦略)
Adobe System社(以下A社)の文書形式(Portable Document Format:PDF)は皆様も利用していると思います。 A社は、PDFの作成ソフトを有料で販売し収益を得ています。 しかし、PDFの仕 …
「特許出願中」の同業他社への牽制力(特許を取得しない方が良い場合)
2017年9月5日 特許
特許を出願すれば、必ず特許されるとは限りません。 新規性・進歩性が否定されれば審査で拒絶されます。 現に、特許出願の約半数程度は特許されていません(参考:特許行政年次報告書2014年版)。 拒絶される等によって特許されな …
特許明細書等の特許書類が読みにくい4つの理由
特許明細書等の特許書類が読みにくいと感じる人は多いと思います。 「特許書類はそういうもの」と思っている人もいるのではないでしょうか? この読みにくさには、4つの理由があります。 以下にその理由を説明します。 …
クイズ:youtube等を利用するに当たり悪いヤツ(違法者)は誰か?
2017年8月23日 著作権
youtube等を利用するに当たり、利用者が不安を感じるであろうことをクイズ形式で説明してみます。 クイズ:以下の事例でA~Hさんのうち、違法者は誰でしょうか? 事例 (1)Aさんは、著作権を侵害する動画Xを、youtu …
ウェブサイト情報に基づく商標の最近の独占適応性審査について
2017年8月18日 商標
最近、商品の特徴を端的に表現するネーミングの商標が、以前にも増して登録されにくくなっています。 その理由を説明します。 事例 例として、商標「七三カレー」を指定商品「カレー」について出願したとします。 この商標の由来は、 …
必須特許になった発明の例
2017年8月12日 特許
「必須特許」の詳細については「必須特許にできる可能性があった、もったいない発明」を参照ください。 要するに「必須特許」とは、その特許を利用しなければ、その製品を製造できない程、避けては通れない特許のことです。 すなわち、 …
商標調査のコツ(類似群コードを使う)
2017年8月8日 商標
この記事を読む前提として、商標権の効力範囲には、その商標を使用する商品・役務(サービス)が深く関わってくることの理解が必要です。 単にマーク(商標)だけを調査しても何の意味もありません。 商標登録出願をする際にも、「指定 …
個人発明家の特許料収入の甘い夢
2017年4月28日 特許
個人発明家の方にしてみれば、「特許料収入」とは、いわゆる「不労所得」的なものだという期待をもっている方もたくさんいると考えられます。 そのような考えがいかに甘いものであるか説明します。 特許制度とは まず特許制度は、国が …
他人の権利化を予防する目的の特許出願(防衛出願)
2017年4月23日 特許
防衛出願とは 発明した本人は特許を取得する意思が希薄で、且つその発明を実施するかどうか現段階では不明ですが、将来実施しようとする際に他人の特許があると邪魔なので、他人の特許の取得を阻止しておきたい、という場合があります。 …
特許調査のコツ(特許分類を使う)
特許データベースを使って特許調査をする際に、頭に浮かんだキーワードで検索するだけですと、検索モレを生じやすくなります。 そこで、検索モレを生じにくい特許分類を利用した特許調査方法を紹介します。 特許分類の表示 特許分類と …
「著作権切れ」の著作物を利用する際の注意事項
2017年4月15日 著作権
著作権切れ(著作権フリー、またはパブリックドメイン(PD)とも言います)の著作物は、自由に利用できます。 実際にそのようなビジネスがあります。 そんなことはご存知だと思いますが、実際には注意事項がありますので、その注意事 …
出願審査請求期間を実質的に1年間延ばすための裏ワザ
2017年4月7日 特許
出願審査請求について 特許は出願しただけでは審査をしてくれません。 特許出願から3年の間に「出願審査請求」という手続をすることで審査が開始されます。 何故このような制度にしているかといいますと、出願から時間が経てば、その …
会社の名称(商号)を商標登録しないリスク
2017年4月6日 商標
意外と自分の会社の名称を商標登録せずに、余計な危ない橋を渡る経営者が多いので、少し丁寧に書きます。 商標権を取得する意義 商標権は、それを取得できれば、それと同一の範囲を使用する限り、他人の商標権を侵害しません。 これは …
権利化の見込みがない特許(技術)の見つけ方
2017年3月25日 特許
特許法の趣旨は、発明公開の代償として”一定期間”特許を付与することです。 これを逆に考えますと、”一定期間”経過後は特許発明を万人に開放して誰でも実施できるようにするのが、特許法の趣旨です。 また、特許出願をすれば必ず特 …